1897〜1902年 133 Gloucester Rd
1902〜1909年 100 Bayswater Rd
1909〜24 June 1917 The 3rd floor, Adelphi Terrace
〜最期 The Top floor, ,Adelphi Terrace
ピーターパンの舞台を訪ねて
"But who is he, my pet?"
"He is Peter Pan, you know, mother."
(『Peter and Wendy』 J.M.Barrie)
【コース】
ケンジントン・ガーデン〜ピーターパン像〜J.M.バリーの家(100 Bayswater)〜ウェンディの家〜ロンドン・アイ
★おまけ:J.M.バリーの家(133 Gloucester Rd)
イギリスといえば、ファンタジー。
ハリー・ポッター、指輪物語、不思議の国のアリス、くまのプーさんとあげればきりがなく、ロンドンからちょっと足を伸ばせば今も変わらない景色に出会うことができるのです。
今回は、ロンドンが舞台のこのお話。
『ピーターパン』。
ピーターパンとティンカーベルの棲み処は、ロンドン中心部にある広大な公園ケンジントン・ガーデン。
ウェンディ一達が住んでいるのは、ケンジントンガーデンから少し北へ入ったノッティングヒルの住宅街。
半日もあれば、見どころは殆ど周れてしまいます。
ケンジントン・ガーデンのピーターパン像
まずは地下鉄Central LineのLancaster Gate駅で下車。
駅前のBayswater Rdを渡ってすぐ(駅出口から見て右手前方)にケンジントン・ガーデンの入口がありますので、そこから園内に入ります。
池を左手に見ながら(多少木々を挟みますが)池沿いの道を行けば、すぐに右手にピーターパン像が見えます。
★Google Map→「Peter Pan Statue, Kensington Gardens」
Kensington Gardens
ジョニーデップ主演の映画『ネバーランド』も、この公園で撮影されました。
現地情報誌によるとバリーとマイケルが出会うシーンが撮影されたベンチは、
「Lancaster Gate側から園内に入り、Lancaster Walkを直進。彫刻家ジョージ・フレデリック・ワッツによる『フィジカル・エナジー』という勇ましい騎馬像の手前にある右手のベンチ」
とのこと。ご興味のある方は探してみてくださいね。
ちなみに上の写真は、ただのベンチです(笑)
J.M.Barrieの家
再びBayswater Rdに戻り、てくてくと西(Notting Hill方面)へ400mほど進みます。
通りの右手、Leinster Terraceの角にある薄茶色の家が、J.M.Barrieの家です。
住所はBayswater Road 100番地。
ちなみにロンドンにはバリーの住んだ家が3つありますが、ネット情報によると年代は下記のとおりのようです。
1897〜1902年 133 Gloucester Rd
1902〜1909年 100 Bayswater Rd
1909〜24 June 1917 The 3rd floor, Adelphi Terrace
〜最期 The Top floor, ,Adelphi Terrace
J.M.Barrieの住居であったことを示すブループラーク
★Google Map→「100 Bayswater Rd, london」
Bayswater Road(西方面を望む)
左側がケンジントン・ガーデンで、右手の薄茶の建物がバリーの家。
次は、ウェンディの家を目指します。
バリーの家からBayswater RdをそのままNotting Hill Gate駅まで歩きます(結構距離がありますので、疲れた方は途中のQueensway駅からひと駅tubeに乗りましょう)。
Notting Hill Gate駅を通り過ぎてすぐの交差点を右折。
ポートベローマーケットで有名なPortbello Rdまでは行かず、その手前のKensington Park Roadに入ります。
「Kensington Park Gardens」の標識
Kensington Park Roadの緩い上り坂を300mほど進み、3つ目の角を左折したところがKensington Park Gardens。
その丁度中間あたり、向かって右手の31番地が、ウェンディの家のモデルとなったデイヴィス家です。
★Google Map→「31 Kensington Park Gardens」
Kensington Park Gardens通り
雑雑としたポートベローマーケットから一本奥に入っただけとは思えない、とても素敵な一画です。
ウェンディの家(デイヴィス家)
緑色のドアの家がそれ。
この屋根裏部屋の小窓から、ピーター達はネバーランドへと飛び立ったのですね^^
※追記:2017年にこの家が売りに出されました。こちらのニュースで家の内部の写真が見られますよ(^-^) £1.375mとのこと。
Kensington Park Gardensの、人なつこいニャンコ^^
夕暮れ時のケンジントン・ガーデン
これから先はピーター達の時間。
ロンドン・アイ
ピーターパン巡りの一日の締めくくりは、やっぱりこれ♪
ピーターやウェンディの気分になって、上空からロンドンの夜景を眺めましょう。
その美しさは、高いお金を払うだけの価値はあります。
このページのトップの写真も、ロンドン・アイから撮影したもの。
J.M.Barrieの家@133 Gloucester Rd
こちらはGloucester Rdのバリーの家。
私は行ったことがないので、ネットから拝借した写真です。素敵なお屋敷ですね〜。サウスケンジントン周辺にはこういう素敵な家が多くてうっとりしちゃいます。住んでみたいなぁ。絶対に無理ですけどね。
ここのお宅、2008年に売りに出たのですよ。お値段は、£6.7million。
一体どんな人が買うんだろ。。。
※追記:
この家は2019年に再び売りに出ました。そのお値段、なんと£8.5 million。値上がりしすぎ^_^;
★Google Map→「133 Gloucester Rd, london」
Gloucester Rdのバリーの家の内部(上記ニュースのリンクより)。
内部も素敵。そりゃあ、£8.5mだものね。。。
Gloucester Rdのバリーの家の内部(上記ニュースのリンクより)。
Gloucester Rdのバリーの家の内部(上記ニュースのリンクより)。
Gloucester Rdのバリーの家の内部(上記ニュースのリンクより)。